日本語能力測試三級閱讀5

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タローは大學(xué)教授のクラークさん夫妻が、かわいがっているペットの犬お名前です。生ま
    れてすぐクターク家へもらわれてきてから、2年間、毎日、英語を聞いて生活してきました。
    それでタローは日本の名前をつけてもらって日本で生活しているのに、日本語はぜんぜんわ
    かりません。2年間日本の大學(xué)で教えていたクラクーさんがアメリカへ帰ることになりまし
    た。犬をつれて帰るのはむずかしいので、だれか犬をかわいがってくれる日本人にタローを
    飼ってもらいたいと思いました。クラクーさんにたのまれて、わたしは犬の好きな友だち次
    々に電話をしてきいてみました。
    すると何人もの人がぜひ飼いたいと言ってくれました。その中でも家族中が大の犬好きで
    一番熱心に申し込んできたのは、高校時代のクラスメートだった中川さんでした。それで次
    の日曜日の午後、中川さんはクラークさんの家に行って、ご夫妻とタローに會いました。中
    川さんとクローのお見合いでした。中川さんがとても犬が好きだということがわかったの
    で、クラークさんは安心してタローを中川さんに飼ってもらうことにしました。
    ところがタローが始めて中川家に引っ越してきたその晩のことです。中川さんがあわただ
    しくわたしに電話をかけてきて、こう言いました。「大変なのよ、大急ぎでわたしに英會話
    を教えて!あなたもご存じのようにわたしは高校時代にあまり勉強しなかったので今でも英
    會話は苦手なのよ。でもタローと話をするために英語を使わざるをえないのよ。早く親しく
    なろうと思って必要になったのよ。"ご飯よ"とか"お手"とか"待て"とか"おいで"とか言って
    もまったくわからない顔をしているの。本當(dāng)に泣きたくなるほど困っているのよ。」「え
    っ?あなたがこれから英會話を習(xí)うの?」とくと、「泥縄だけど、それ以外にタローと交流
    する方法がないもの、仕方ないわ。でもタローと話すだけの英會話でいいのよ?!工日鎰嚖?BR>    聲で重ねてたのむので、「では家へいらっしゃい。2——3時間、一緒に勉強してみましょ
    う。」とわたしは答えました。
    「シエイクハンズ」ガ「お手」よ、とか、「ウエイト」が「お待ち」とか「カメヒアー」
    が「おいで」とか、犬との交流に必要だと思われる表現(xiàn)を20くらい、カードに書いて特訓(xùn)し
    ました。中川さんは2時間ぐらいで、なんとか英語らしく言えるようになって、大喜びで帰っ
    て行きました。
    驚いたことに次の日の朝、またまたけたたましく電話がなりました。急いでてみると、や
    っぱり中川さんからでした。「ねえ、聞いてよ!わたしの英語の発音は悪くないみたいよ。
    はさ"シエイクハンズ"と言ったら、一度ですぐ手を出してくれたのよ、タローが。わたしは
    日本人と英語で話したんではないのよ、いわばネイエイブスピーカーのタローにわたしの発
    音が通じたってことでしょ?」と中川さんが対辺興奮した聲でうれしそうに叫びました。
    それからもタローとできるだけいろいろと交流できるように英會話の勉強を続けているそ
    うです。タローのおかげで苦手だった英會話が好きになったのですから、中川さんはうち中
    にしてかわいがっています。
    でもタローも近所の子供たちと日本語で交流できるようになったそうです。また中川さん
    の自慢話がふえるでしょう。「ねえ、聞いて!うちのタローはバイリンガルよ!」という聲
    が聞こえるようです。
    下の質(zhì)問に答えなさい。
    1 タローはだれの犬だったか。
    2 クラーク夫妻はペットと何語で交流していたか。
    3 タローは日本で生まれて、生活していたのに、なぜ英語しかわからないのか。
    4 中川さんはなぜ英會話が習(xí)いたくなったのか。
    5犬との交流にはどんな語句が必要か。