日語3、4級進階閱讀-119(一室の空間)

字號:

一室の空間
    日本の住宅は一室が限りなく大きくなっていきます。西洋や中國の家が、蜂の巣のように、同じような大きさの部屋をつぎつぎに作り出していったのにたいして、日本の住まいは、まるで風船をふくらますように、一室のままで家そのものを限りなく膨張させていったのです。そういう姿をとった建築様式は、鎌倉時代にあらわれた田の字型の平面をもつ「武家づくり」が最初ではなかったかと言われ、それを建築様式的に完成させていく室町時代の「書院づくり」になると、はっきりその形が成立します。
    西洋人は、日本の家が木と紙でできている、と聞くと、どんなにチャチなものかと想像しますが、しかしその紙によって、何十畳敷、百畳敷という大広間を、つぎつきとつないでいく書院建築のような巨大な「一室空間」に接すると、驚きの聲をあげるでしょう。桂離宮などは、その日本の「一室空間」文化の傑作の一つです。①モンスーン地帯に屬する雨の國でありながら、紙一枚をもって「壁」にかえる、という曲蕓的な発想を生みだしたところに、日本建築のおもしろさがある、といってよいでしょう。
    注釈:
    限りない(かぎりない)「形」無限的,無邊的
    蜂の巣(はちのす)「名」蜂窩,蜂巢
    風船(ふうせん)「名」氣球
    膨張(ぼうちょう)「名・自サ」膨脹,擴大
    武家づくり(ぶけづくり)「名」(鐮倉時代以后的)武士住宅樣式
    書院づくり(しょいんづくり)「名」(室町時代以后的)書院式建筑樣式
    チャチ「形動」簡陋
    桂離宮(かつらりきゅう)「名」桂離宮(位于京都的御園,日本有名的古建筑)
    傑作(けっさく)「名」杰作
    モンスーン「名」季風
    曲蕓(きょくげい)「名」雜技
       風船のように膨張していく建築様式ではないものは、どれですか。
    1、日本の住宅
    2、中國の家
    3、武家づくり
    4、書院づくり
    木と紙でできている日本の家の特徴はどれですか。
    1、チャチな感じがすること
    2、巨大な「一室空間」になること
    3、蜂の巣のような家であること
    4、同じような部屋をつぎつぎに作り出していること
    ①「モンスーン地帯に屬する雨の國でありながら、紙一枚をもって「壁」にかえる」とありますが、ここではどういう意味ですか。
    1、モンスーン地帯に屬する雨の國であるから、紙一枚を使って「壁」にかえるということ
    2、モンスーン地帯に屬する雨の國であれば、紙一枚を使って「壁」にかえられるということ
    3、モンスーン地帯に屬する雨の國であるが、紙一枚を使って「壁」にかえるということ
    4、モンスーン地帯に屬する雨の國であっても、紙一枚を使って「壁」にかえられるということ
    答案:2 2 3
    參考譯文:動物的眼睛
    動物們一般是擁有左右兩只眼睛,雖然沒有動物是上下兩只眼睛,但上下,左右總共四只眼睛的動物是有的。
    有名的四目魚啦,水生昆蟲的豉蟲就是這樣的例子。這一種動物們,上下分開的眼睛,可以同時看到水面的上方與下方。
    盡管如此,左右兩只眼睛是共同的。我們人類也是長著左右的兩只眼睛。因為這樣我們能判斷遠近,也看到事物的深處。也就是說,因為有左右兩只眼睛能夠有立體的視覺。人類繪畫和其它藝術的進步也是多虧了這個。這個在以前的書中也有記載。
    或許真的是那樣。人類的臉是平的,那里長了兩只眼睛。有立體視覺而非常方便是很好的。
    猴子,貓和熊貓的臉也是相當?shù)钠剑瑑裳壑敝钡乜粗懊?,它們肯定也看著立體的世界吧,盡管如此它們藝術也進步不了。
    相關語法:
    ~く なります(形容詞去掉末尾い), ~に なります(名詞不變,形容動詞去掉末尾だ)表示:自發(fā)的變化。
    例:操作は 簡単に なります。――操作變簡單了。
    動詞基本型+と、~ 表示:前句敘述的事物或現(xiàn)象一出現(xiàn),就會引起后句的事物或現(xiàn)象。
    例:春になると、暖かくなる――春天一來就變暖了。
    ~のような 表示:以某事物為例的用法。
    例:犬や貓のような動物は嫌いです。――很討厭狗貓之類的動物。
    ~など 表示:作助詞時有多種功能。表示輕視,謙遜,強調等的心情。(這里應該是強調)
    毎日忙しくて,本など読む時間がない――每天很忙,完全沒有時間讀書。
    (動詞ます形去掉ます,形容詞基本形,形容動詞詞干/名詞+であり)+ながら、~ 表示:逆接,意思相當于漢語的“……,卻……”
    例:狹いながら、快適な家です。――雖然小,但卻是很舒適的家。
    使役態(tài)的表達方法:甲は乙に ~(さ)せる――甲讓乙~(甲是動作的發(fā)動者,乙是動作的執(zhí)行者)(還有一種是:甲は乙を ~(さ)せる,這種指直接對象。)
    動詞:第一類:う段改為あ段加“せる”例如:書く――書かせる
    第二類:る變させる 例如:食べる――食べさせる
    第三類:來る――來させる  する――させる
    例:お母さんは純子さんに部屋を掃除させます。――母親讓純子去打掃房間。
     純子さんは犬を散歩させます。――純子帶狗去散步。